「共働きなのにお金が貯まらない」
「節約しているのに苦しい」
「このままの生活でいいのか不安」
そんな気持ちを抱えながら手に取ったのが、**『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』**でした。
正直に言うと、最初は半信半疑でした。
月13万円?
夫婦2人で?
本当に”自分らしく”暮らせるの?
でも読み終えた今、はっきり言えます。
これは節約本ではなく、共働き夫婦のための「生活再設計本」でした。
この記事では、
- 実際に読んで感じたリアルな感想
- 共働き夫婦目線で刺さったポイント
- 再現できる部分・できない部分
- 読むべき人・読まなくていい人
を本音でレビューします。

月13万円生活のリアル|想像より「普通」だった
まず驚いたのは、
極端な我慢生活ではないこと。
よくある節約本のように、
- 極寒でも暖房を使わない
- 食費を1日500円に抑える
- 趣味ゼロ
…といったストイックさはありません。
むしろ印象的だったのは、
「必要ないものを持たない」
というスタンス。
削るというより、最初から”増やさない設計”。
共働き家庭にありがちな
- なんとなく入った保険
- 惰性で払い続けるサブスク
- ストレス発散の衝動買い
こういった「固定化された出費」を丁寧に見直しているのが印象的でした。
共働きに刺さる3つのポイント
①収入を増やさなくても整えられるという安心感
共働きだと、
「もっと働けばいい」
「副業すればいい」
という発想になりがちです。
でも本書は真逆。
無理に年収を上げるのではなく、
支出と欲望を整える。
これは精神的にかなり楽です。
資産形成系の本、例えばお金の大学のような不安戦略とは対照的で、
本書は「減らして整える」思想。
疲れた共働き世帯にこそ刺さります。
②夫婦で価値観をすり合わせる重要性
読んでいて一番感じたのは、
この生活は「節約力」ではなく
夫婦の合意形成力で成り立っているということ。
- 何にお金を使うか
- 何は持たないか
- どこで暮らすか
- どれくらい働くか
これを2人で決めている。
共働き夫婦が破綻しやすいのは、収入差でも家事分担でもなく、
お金の価値観のズレ。
この本は、そこを丁寧に可視化してくれます。
③「足りない」ではなく「十分」思考
SNS時代は常に比較社会。
- マイホーム
- 高級家電
- 海外旅行
- ブランドバック
でも本書は一貫して、
「今あるもので十分」
という姿勢。
これはミニマリズム思想に近いですが、極端な断捨離系とも違います。
例えば、ぼくたちに、もうモノは必要ない。のような強いミニマル思想よりも、ずっと穏やかで生活寄り。
だから現実的なんです。
再現できるの?月13万園生活のリアルな難易度
正直に言います。
そのまま完全再現は難しい家庭もある。
特に、
- 都心部で家賃が高い
- 車必須エリア
- 子どもがいる
場合はハードルが上がります。
でも重要なのは、
「月13万円」という数字そのものではない。
この考え方は、どの世帯年収でも応用可能です。
デメリットも正直レビュー
FIRE本のような爆発力はありません。
増やす戦略を知りたい人には物足りない。
家賃水準で難易度が変わります。
資産形成ガチ勢には、FIRE 最強の早期リタイア術の方が向いているかもしれません。
こんな共働き夫婦におすすめ
- 世帯年収はあるのに貯まらない
- 仕事に追われて消費で発散している
- 家計の話をするとケンカになる
- 将来がなんとなく不安
- 生活を一度リセットしたい
逆に、
- とにかく稼ぎたい
- 投資で資産拡大したい
- ラグジュアリー志向
の方には合わない可能性があります。
読後の変化|私が実際にやったこと
読後、私が実際にやったのは3つ。
- サブスクの見直し
- 保険の見直し
- 「なんとなく外食」の削減
大きな我慢はしていません。
でも、
「お金を使う前に一度立ち止まる習慣」
ができました。
これだけでも十分価値がありました。
結論|節約層・共働き夫婦は読む価値あり
『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』は、
これは、
「自分たちの最適解を探す本」
でした。
月13万円という数字はインパクトですが、本質はそこではありません。
共働きで忙しく、なんとなくお金を使い、なんとなく不安に感じている夫婦ほど、
一度立ち止まるきっかけになる一冊です。

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