うつ病発症の記録④『自己判断で症状ぶり返し』

うつ病会社員

5月ゴーデンウィーク明けから始まった2週間の静養休暇が終わろうとしていましたが、体調は快方に向かっていると感じつつ全快しなかったので、まだ職場復帰は難しいことを会社に伝え結局6月中旬まで休んでいました。7月・8月の繁忙期を前に6月下旬から時短勤務(13:00〜15:00)での復帰を会社から促され、私もなるべく早く復帰したい思いもあり、主治医と相談して時短での復帰を果たしました。思いのほか体調も良かったのでこのまま順調に復帰していけそうだなと思っていました。6月下旬から7月中旬まで時短勤務で出勤しながら徐々にペースを戻していく中で、もう処方薬を飲まなくても大丈夫そうと思ってしまったのが間違いでした…。

時短勤務

・6月下旬から7月中旬。時短勤務で職場復帰をしながら、2週間に1度のペースで病院には通院していました。体への負担が軽減され回復に向かっているような自覚が出てきて、処方薬を飲み忘れたり、意図的に飲まない日が増えていきます。

繁忙期①

7月下旬から8月いっぱいの間は、会社の繁忙期に入るため通常勤務(会社からはいろいろな面でフォローをしていただいていましたが)となり、仕事への集中度が増す中で体内アドレナリンが分泌されるからなのか、体調不良の自覚症状が薄れていきました。仕事をしながら怒涛のように過ぎていく毎日を過ごし、5日間のお盆休暇に入ります。ここまでの期間は欠勤を出してしまうような症状には見舞われませんでした。

繁忙期②

お盆休暇の後、8月中旬から8月末までさらに繁忙期が続きます。この間も毎日が夢中で過ぎていくので、欠勤してしまうような体調不良は出現しませんでした。私も会社も、無理はできないけれど無事に復帰できて良かったとこのときは思っていました。繁忙期を過ぎた9月も何事もなく勤務できていましたし、通常勤務で日々過ごせていました。

10月の異変

通常運転の日々が流れる中、10月中旬から再び調子を崩し始め、週に1〜2回の欠勤を繰り返すようになってきました。自宅で就寝中に急激な不安に襲われたり、朝寝床から起き上がることができないことが増えてきたのです。残っている有給休暇を消費しながら、騙し騙し勤務していました。

3ヶ月ぶりの通院

7月・8月の繁忙期があり、その後10月に再び体調が悪化したため急遽病院へ行くと、担当医の方にめちゃくちゃ叱られました。『なぜ3ヶ月も診察に来なかったのか』『少し調子がよくなったからといって自己判断で勝手に服薬をやめたらダメじゃないか』と。仕事が繁忙期となり通院できなかったことは言い訳が立ちましたが、服薬をやめてしまったことは言い訳できませんでした。どうやら『うつ病の薬(抑うつ状態を改善する薬)』は、長期数ヶ月から年単位で継続して飲み続けることで効果が蓄積されていき回復を促すことができるものらしいです。6月下旬頃から服薬をやめてしまったために、それまで蓄積された成分が元に戻ってしまい、治療が振り出しに戻ってしまったようでした。

再び戦線離脱

11月に入り、再び出勤できないほど体調が悪い日が増えていきました。有給休暇も残り数日となり、『休職』『退職』の文字が頭をよぎるようになりました。しかし守るべき家族もいるため無職無収入になるわけにもいかず、会社の人事部長に『休職』の相談をすると『今は療養ししっかり治療することに専念した方が良い』とご回答いただき、正式に『休職』することになりました。初めは1ヶ月ほどの休職予定で申請しましたが、結局最終的には12月から3月まで4ヶ月の休職期間となるのでした。

うつ病発症の記録④『自己判断で症状ぶり返し』はここまで。

次回、うつ病発症の記録⑤『休職中の出来事』に続く。

ではまた、バイバイ。

うつ病会社員
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