うつ病発症の記録① 『やる気が出ない』

うつ病会社員

勤続20年の年となる2024年のゴールデンウィーク明け。体(心?)の異変を自覚。強烈な不安感に襲われて何もやる気が起こらない状態に。会社や自宅での日常が日常ではなくなり、ここから心と体の不調との長い戦いが始まりました。

・2024年5月の連休明け

確か最初の土曜日だったと記憶しています(振り返ればすでに抑うつ状態だったと思われるので、正確ではないかもしれません)。いつも通り出勤し業務を遂行していましたが、夜になって急激な不安感とともに頭の中が整理できなくなります。心が闇で満たされているような感じ。

・会社(人事部長)へ連絡

『やる気が出ないんです。』 通常の状態なら会社の人事部長に電話で伝えるようなセリフではないのです。『いい大人がやる気が出ないってなんやねん…。』と思われてしまいますからね。ですがこのときは自分自身の危機に追い込まれ、もはやありのままを伝える以外に選択肢はありませんでした。

・会社(人事部長)との面談

人事部長への電話の後、本社にいた人事部長が支店の私のもとにすぐ駆けつけてくれ、1時間ほど話を聞いてくれました。私の人となりや性格をある程度わかってくれている人事部長も私の言動含む状態が正常ではないことを感じていたと思います。人事部長は面談内容や私の状態を面談後すぐに担当役員(取締役)に報告してくれたようで、人事部長が帰って5分もしないうちに今度は担当役員(取締役)から電話がかかってきました。

・担当役員(取締役)との電話

担当役員(取締役)の方も私の人となりや性格を知っており、人事部長との電話と面談内容を聞いて何事かと電話口で話を聞いてくれました。まだ勤務時間内でしたがその日の担当業務は終えていることを伝えると、『今すぐ退勤していい。あなたの自宅近くで食事をしながら相談しよう。』とご提案いただき、別件で私の自宅から1時間半ほどの場所から急遽駆けつけてくれました。

・担当役員(取締役)との食事

担当役員(取締役)の方は役員になる前から長く存じ上げていて、あくまで私の個人的な所感ではありますが、バイタリティの塊のようなカリスマ性に満ちた方です。普段なら食事をご一緒できることは大変光栄であると同時にとても楽しい時間です。しかしこのときは違いました。退勤後、食事場所にて合流しましたが、食事に手がつかない私を見ながら今後についていろいろと話しながら、関係各所にその場で即電話をして指示を出してくれていました。とりあえず明日から『2週間休んで様子をみよう』という結論に。私が、勤務できる状態ではないとはいえ本当に休んでいいのか申し訳なさそうな表情をしているように見えたのか、『オレが休んでいいと言っているのだから何も気にせずゆっくり休め。』と温かく背中を押していただき、その場では少し気持ちが楽になったのを覚えています。会社の指示に従い、このあと有給休暇を使って2週間の休みに入ります。

うつ病発症の記録①『やる気が出ない』はここまで。

次回、うつ病発症の記録②『有給休暇で2週間の静養』に続く。

ではまた、バイバイ。

うつ病会社員
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